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かんきつ
愛媛県では太陽の光と海からの反射光、段々畑の石垣からの光など、たくさんの光を受け、みかんがおいしく育ちます。

代表的品種。出荷時期によって極早生、早生、中生、普通などの名で呼ばれます。

清見とオセオラと温州みかんを交配。手で簡単に皮がむけます。オレンジ風味の爽やかな食味が特徴。

清見とポンカンを交配。頭部がこぶのように出ています。皮がむきやすく歯ごたえのある甘い果肉が特徴。

明治中期から愛媛で栽培。甘味と酸味のバランスが良く、濃厚な味わいで香りも強いです。

インド原産で、日本には明治時代に導入されました。甘味が強くて酸味は控えめです。香りは強いです。

清見とポンカンを交配して生まれたポンカンの妹。香りが良く皮がむきやすいというポンカンの特性と、袋が軟らかく食べやすいという清見の特性を兼ね備えています。

果皮は手でむけます。むくと独特の香りが広がります。種子がなく、じょうのうも薄いため袋ごと食べられます。

サクサクとした食感があり、サッパリとした甘味と苦みが特徴。

特有のほろ苦さと爽やかな甘みがあります。夏みかんより酸味が少ないです。

「日向夏」から育成された品種。果汁が多く、豊かな香りとさっぱりとした甘味が特徴。

イタリア原産のかんきつで、濃い赤色の果肉と独特の甘味、酸味が特徴。

温州みかんとオレンジを交配した品種。果汁が多く、豊かな香りとさっぱりとした甘味が特徴。

果汁が多く、濃厚な甘味と程良い酸味が特徴。手で皮をむくことができて食べやすいです。

和製グレープフルーツと言われます。県内では「美生柑」、「愛南ゴールド」などのブランドで親しまれています。清涼感のある甘味と香りが特徴。

ビタミンCが豊富で主に酸味や香りを楽しめるかんきつ。

南香と天草を掛け合わせた品種。果肉は柔らかく果汁が多いです。じょうのうがとても薄く食味は抜群。

糖度が高く、シャキッとしています。薄皮で種も無く食べやすいです。

紅まどんなの食感と甘平の濃い甘味を併せ持つ品種。
米麦

あたたかい気候を利用して、8月中頃の「コシヒカリ」から、10月下旬の「松山三井」まで、収穫時期の違ういろいろな品種の米が生産されています。

はだか麦の生産量は愛媛県が日本一!主にみそや麦ごはんなどの原料として使われています。品種は「マンネンボシ」や「ハルヒメボシ」が多く生産されています。
畜産
「伊予牛」とも呼ばれ、温暖で穏やかな気候と豊かな自然の中で育っています。肉はやわらかく、こくのある味が特徴です。

愛媛県生まれ・愛媛県育ちの黒毛和牛。県産かんきつとアマニ油をエサに使用し、赤身と脂肪のバランスの良い肉質。

きめ細かい肉質と柔らかい食感で和牛特有の脂身の多さが特徴。愛媛県のブランド牛肉。

穏やかな気候のもと大切に育てられている乳牛から生産される牛乳は、たくさんの自然の恵みを受け、新鮮でおいしいのが特徴です。

愛媛県は養豚が盛んで、中国四国地域での生産量第一位です。安全性とおいしさを追求した「ふれ愛・媛ポーク」は肉質のすぐれた親豚(種豚)を厳選し、徹底した飼育管理を行い、大切に育てられています。
野菜

県内では、全国より一足早く完熟トマト「桃太郎」の生産が始まりました。桃太郎は、県下全域で栽培されていますが、主な品種は「桃太郎セレクト」。

夏から秋にかけて収穫する「夏秋キュウリ」や、キュウリの表面に白い粉がなく、艶のある「豊美2号」や「Vシャイン」などの品種を栽培しています。

粘りが強くやわらかいです。くせがなく濃厚な甘味があり、どんな料理にも合わせやすいです。

粘りが少なく甘みがあります。ペースト状にしやすいため、お菓子等加工品用途でも利用しやすいです。

下旬
「あまおとめ」と「紅ほっぺ」を交配。糖度、酸度ともに高く、濃厚な味。生育が早く、色づきの良い雫状のきれいな果形。

下旬
独特な香りがあり、酸味が少なく糖度が高いです。大玉で橙紅色で光沢が良いです。
果樹

愛媛県はキウイフルーツの生産量日本一!主な品種は「ヘイワード」ですが、最近では黄色い果肉の「ゴールドキウイ」や、ひと口サイズの「ベビーキウイ」があります。
愛媛の農業について
愛媛の食料と農業のはなし

JA愛媛中央会では、児童が愛媛の農業に関心を持ち、食べることや農業の大切さについて理解を深めてもらおうと2001年から毎年、小学5年生向け副読本「愛媛の食料と農業のはなし」を発行しています。
冊子では、県内農業産出額や米作り、県内における食の安全・安心に向けた取り組みなどを分かりやすく解説しています。