ご挨拶
我々JA愛媛青壮年連盟は、JAの青年部や青壮年部に所属している農業経営者や農業後継者の団体です。JA運動の先駆者として実践する自主的な組織で、子どもたちとの食農教育や消費者との交流会などを通じて、安全・安心な食料の供給や環境保全型農業の推進に取り組んでいます。盟友(構成員)の年齢は、20代からと幅広く、生産品目も、かんきつ、米麦、野菜、畜産と多岐に渡っています。
農業・農村を取り巻く環境は、生産者の高齢化や担い手不足等に伴う集落機能の低下や地域経済の停滞等により、厳しさが増しています。
われわれ若い農業者が今後とも国民に対して安全・安心な国産の農畜産物を安定して供給するためには、政府は将来に展望をもって農業に従事できるような息の長い農業政策を確立する必要があると考えます。
我々JA愛媛青壮年連盟は、農業政策提言集であるポリシーブックを活用し、日本農業の未来と現場の声を我々自身が国民消費者にしっかりと伝え、持続可能な農業・農村を実現するため、今後とも組織をあげて全力で運動を展開していきます。
最後に、農業の担い手として引き続き愛媛農業の振興に努めるとともに、営農活動を通じて地域貢献活動に取り組み、農業・地域活性化に努めてまいりたいと思いますので、何卒変わらぬご指導・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
活動報告
第66回通常総会 令和5年5月17日
令和5年度活動計画 基本方針(要約)
西日本豪雨災害からの復旧・復興に向けた取り組みが続く中、被災農家の早期復旧による営農継続の取り組みや、コロナウィルス感染症の影響を受けた農業者が将来展望を描くことができる経営支援・生産基盤対策が重要となっている。
農青連としては、若手農業者として目指す地域農業・自己経営の中長期的な考え方を示した「ポリシーブックsince2021」を積極的に活用し、農政運動の確立、組織活性化、個々のスキルアップを図るとともに、組織内外に情報を発信して日本農業に対する関係者の相互理解に努める。
高齢化や担い手不足が深刻化するなか、農業の魅力を次世代につないでいくため、活力ある愛媛農業・農村の実現に向け、愛媛農業のアピールや就農相談に参加し、農業後継者やIターン・Uターン制度などを活用した新規就農者を確保するとともに、担い手の育成を行い地域農業及び地域コミュニティの活性化を図る。
地域の人々のくらしと命にかかわる「食」と「農」を守る地域農業を振興し、農業を基軸とした地域コミュニティを発展させ、次代を担う子どもたちに豊かなくらしを受け渡すために、安心して農業経営を継続できる農業政策の構築に取り組む。
これまでの「子どもたちの未来へ」事業の経験をもとに、JAが取り組む食農教育や学童・消費者に地域の農業理解を進める体験活動を積極的にリードしていく。さらに、ソーシャルメディアを活用した組織のPR活動、組織の活性化を図るとともに、中国四国地区や全国の青壮年組織との交流、県内の女性組織や農業者組織他団体との連携を深め、次代を担う地域農業のリーダー育成に努める。
令和5年度役員および執行委員
役 職 | 氏 名 | 出身JA名 |
---|---|---|
委員長 | 曽我部 昌紀 | おちいまばり |
副委員長 | 日高 啓之 | えひめ中央 |
副委員長 | 毛利 憲幸 | えひめ南 |
会計 | 今井 徳美 | 周桑 |
参与 | 吉岡 恵一 | 愛媛たいき |
(執行委員) | (副執行委員) | |
伊藤 大起 | 三船 一良 | えひめ未来 |
豊田 聡一 | 永井 保志 | 周桑 |
森 喜朗 | 八木 良太 | おちいまばり |
井出 秀司 | 乾 喜博 | 今治立花 |
上野 俊幸 | 南 耕一 | 松山市 |
仲神 正樹 | 丸山 泰司 | えひめ中央 |
二宮 聖 | 矢野 洋一郎 | 愛媛たいき |
二宮 啓輔 | 堀川 雅裕 | にしうわ |
岡﨑 晃裕 | 赤松 隼人 | ひがしうわ |
谷脇 孝紀 | 毛利 信吉 | えひめ南 |
監査委員 | ||
長尾 正人 | ― | 今治立花 |
萩野 泰秀 | ― | 松山市 |
平田 伝之 | ― | ひがしうわ |
各JA青壮年組織盟友数(令和5年4月1日)
単 組 名 | 盟友数(人) |
---|---|
JAえひめ未来青年部 | 10 |
JA周桑農業振興協議会青年部 | 57 |
JA越智今治青壮年部 | 212 |
JA今治立花青壮年部 | 80 |
JA松山市青壮年部 | 150 |
JAえひめ中央会青壮年部 | 226 |
JA愛媛たいき青壮年部 | 329 |
西宇和青壮年同志会 | 200 |
JAひがしうわ青壮年部 | 251 |
JAえひめ南青年部 | 249 |
合 計 | 1,764 |
令和5年度の主な活動
- 5月 第66回愛媛県農協青壮年連盟通常総会
- 7月 農青連(JA青年の主張愛媛県予選)
- 11月 令和5年度中国・四国地区JA青年大会
- 1月 地域農業・JA運営参画研修会
- 2月 JA全農えひめとの意見交換会
- 3月 農青連、女性協、中央会常勤役員との対話学習会