愛媛の農と食

愛媛の農業について

かんきつ

愛媛県では太陽の光と海からの反射光、段々畑の石垣からの光など、たくさんの光を受け、みかんがおいしく育ちます。
温州みかん
代表的品種。出荷時期によって極早生、早生、中生、普通などの名で呼ばれます。
産地 県下全域
旬 10月~1月
はれひめ
清見とオセオラと温州みかんを交配。手で簡単に皮がむけます。オレンジ風味の爽やかな食味が特徴。
旬 12月中旬~1月上旬
不知火
(デコポン)
清見とポンカンを交配。頭部がこぶのように出ています。皮がむきやすく歯ごたえのある甘い果肉が特徴。
旬 12月下旬~5月中旬
いよかん
明治中期から愛媛で栽培。甘味と酸味のバランスが良く、濃厚な味わいで香りも強いです。
旬 1月~3月
ポンカン
インド原産で、日本には明治時代に導入されました。甘味が強くて酸味は控えめです。香りは強いです。
旬 1月中旬~3月上旬
はるみ
清見とポンカンを交配して生まれたポンカンの妹。香りが良く皮がむきやすいというポンカンの特性と、袋が軟らかく食べやすいという清見の特性を兼ね備えています。
旬 2月~3月
せとか
果皮は手でむけます。むくと独特の香りが広がります。種子がなく、じょうのうも薄いため袋ごと食べられます。
旬 2月~4月上旬
八朔
サクサクとした食感があり、サッパリとした甘味と苦みが特徴。
旬 2月~4月
甘夏
特有のほろ苦さと爽やかな甘みがあります。夏みかんより酸味が少ないです。
旬 2月~6月中旬
はるか
「日向夏」から育成された品種。果汁が多く、豊かな香りとさっぱりとした甘味が特徴。
旬 2月中旬~3月
ブラッド
オレンジ
イタリア原産のかんきつで、濃い赤色の果肉と独特の甘味、酸味が特徴。
旬 2月中旬~5月中旬
清見
温州みかんとオレンジを交配した品種。果汁が多く、豊かな香りとさっぱりとした甘味が特徴。
旬 3月~5月
カラ(南津海)
果汁が多く、濃厚な甘味と程良い酸味が特徴。手で皮をむくことができて食べやすいです。
旬 4月中旬~5月
河内晩柑
和製グレープフルーツと言われます。県内では「美生柑」、「愛南ゴールド」などのブランドで親しまれています。清涼感のある甘味と香りが特徴。
旬 4月~6月中旬
レモン
ビタミンCが豊富で主に酸味や香りを楽しめるかんきつ。
旬 10月~5月
紅まどんな
南香と天草を掛け合わせた品種。果肉は柔らかく果汁が多いです。じょうのうがとても薄く食味は抜群。
産地 県下全域
旬 11月下旬~1月上旬
甘平・愛媛
Queen
スプラッシュ
糖度が高く、シャキッとしています。薄皮で種も無く食べやすいです。
産地 県下全域
旬 1月下旬~3月
カレンダー

キウイフルーツ

キウイフルーツ
愛媛県はキウイフルーツの生産量日本一!主な品種は「ヘイワード」ですが、最近では黄色い果肉の「ゴールドキウイ」や、ひと口サイズの「ベビーキウイ」があります。
産地 伊予市、松山市、西条市、大洲市

あたたかい気候を利用して、8月中頃の「コシヒカリ」から、10月下旬の「松山三井」まで、収穫時期の違ういろいろな品種の米が生産されています。
産地 西条市、松山市、今治市、西予市

はだか麦

はだか麦
はだか麦の生産量は愛媛県が日本一!主にみそや麦ごはんなどの原料として使われています。品種は「マンネンボシ」や「ハルヒメボシ」が多く生産されています。
産地 西条市、東温市、松前町、今治市

牛肉

「伊予牛」とも呼ばれ、温暖で穏やかな気候と豊かな自然の中で育っています。肉はやわらかく、こくのある味が特徴です。
愛媛あかね和牛
愛媛県生まれ・愛媛県育ちの黒毛和牛。県産かんきつとアマニ油をエサに使用し、赤身と脂肪のバランスの良い肉質。
産地 今治市、大洲市、西予市
伊予牛
「絹の味」
きめ細かい肉質と柔らかい食感で和牛特有の脂身の多さが特徴。愛媛県のブランド牛肉。
産地 今治市、大洲市、西予市

酪農

酪農
穏やかな気候のもと大切に育てられている乳牛から生産される牛乳は、たくさんの自然の恵みを受け、新鮮でおいしいのが特徴です。
産地 西予市、西条市、大洲市

豚肉

ふれ愛・
媛ポーク
愛媛県は養豚が盛んで、中国四国地域での生産量第一位です。安全性とおいしさを追求した「ふれ愛・媛ポーク」は肉質のすぐれた親豚(種豚)を厳選し、徹底した飼育管理を行い、大切に育てられています。
産地 西予市、西条市、大洲市

トマト

トマト
県内では、全国より一足早く完熟トマト「桃太郎」の生産が始まりました。桃太郎は、県下全域で栽培されていますが、主な品種は「桃太郎セレクト」。
産地 久万高原町、大洲市、今治市

きゅうり

きゅうり
夏から秋にかけて収穫する「夏秋キュウリ」や、キュウリの表面に白い粉がなく、艶のある「豊美2号」や「Vシャイン」などの品種を栽培しています。
産地 西条市、大洲市、西予市、今治市

なす

絹かわなす
熱を通すと甘くてトロトロ。皮は絹のように薄くてなめらか。名水100選「うちぬき」で育てます。
産地 西条市
旬 6月~10月

サトイモ

伊予美人
粘りが強くやわらかいです。くせがなく濃厚な甘味があり、どんな料理にも合わせやすいです。
産地 四国中央市ほか
旬 9月~4月
媛かぐや
粘りが少なく甘みがあります。ペースト状にしやすいため、お菓子等加工品用途でも利用しやすいです。
産地 今治市、鬼北町
旬 11月~1月

いちご

紅い雫
「あまおとめ」と「紅ほっぺ」を交配。糖度、酸度ともに高く、濃厚な味。生育が早く、色づきの良い雫状のきれいな果形。
産地 西予市、松山市ほか
旬 11月中旬~6月下旬
あまおとめ
独特な香りがあり、酸味が少なく糖度が高いです。大玉で橙紅色で光沢が良いです。
産地 西予市、宇和島市ほか
旬 11月中旬~6月下旬

花卉

さくらひめ(デルフィニウム)
花色が濃いさくらい色で、花数が多いです。1本に約30個の花が連なり、草丈が長いです。
産地 今治市、東温市ほか
旬 12月~6月

愛媛の食料と農業のはなし

愛媛の食料と農業のはなし

 JA愛媛中央会では、児童が愛媛の農業に関心を持ち、食べることや農業の大切さについて理解を深めてもらおうと2001年から毎年、小学5年生向け副読本「愛媛の食料と農業のはなし」を発行しています。
 冊子では、県内農業産出額や米作り、県内における食の安全・安心に向けた取り組みなどを分かりやすく解説しています。

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